色々語る

雑食雑多に色々と書いていきたい。

【漫画】お茶にごす。

西森博之お茶にごす。

 

実家に眠っていた『お茶にごす。』を発掘し、再読。

ブックオフの値札が貼ってあるのを見て、初めて読んだ時のことを思い出した。

中学生の頃だろう、立ち読みをしていたら笑いが止まらなくなってこれは良くないと思ってそのままレジに向かったのだった。

確か樫沢(ブルー)の話だった気がするのだが、そんな堪えきれなくなるほど面白かっただろうか…。

 

お茶にごす。』は、ヤンキーの船橋雅矢が、茶道部に入ることで脱不良を目指す話だ。

船橋は、見た目もイカつく中身も冷徹で、悪魔と呼ばれるほど。しかし、本当は優しくなりたいらしく、高校デビューの一環として部活に入ろうとする。どの部活も彼の見た目から入部を断る中、唯一茶道部部長だけが声をかけてくれ、、

というお話。

 

本作のテーマは優しさだと思うのだが、各キャラクターによって違う優しさの形が魅力的に描かれている。

部長の部活引退や卒業が見えてきたときの雰囲気が好きだ。

最後の方とかマジでもうたまらん。

僕にとって、思い出込みで様々な感情が詰まっている作品。