【雑感】アクタージュ なぜ…
アクタージュ原作のマツキタツヤ氏が逮捕された。
女子中学生に痴漢をしたとのことらしい。
僕はあまり絵について興味がない人間なので、アクタージュの何が好きだったかというとキャラクターとストーリーだ。
その部分については、おおよそマツキタツヤ氏の領分であろうと思われるので、好きだっただけにすごくがっかりした。
読み切りも買うくらい好きだった…。
ワナビな僕にとって創作の尊さ、価値あるものだと力強く訴えかける物語は素晴らしいものだった。
しかし、今回の件で、作者にとって、物語や生み出した物語・キャラクターは女子中学生の胸や尻やらより価値がないものだったと、はっきり分かった。
すごくがっかりした。心底裏切られた気分だ。
これが銀行強盗だとか、薬物とかだとかだったらまだマシだった。女子中学生に痴漢ってお前…。
そんなもんより、大事なものがあるだろうに。
まぁ、逆に今回のことで、作者が今まで自分の手で積み上げたものに責められるだろうことは分かるので、死ねとか腹切れとか言う気はないが、、ただただがっかりだ。
男って本当にしょうもない。性欲に支配されて、チンコに操られてんだよ。自分のしょうもなさを理解しろ。
ということで、今日は平鳥コウ先生こと、プッシーアイランド氏=おちんちん大百科氏=nakami氏の作品をオススメしたいと思う。
https://zaxonmc.com/bl/novels/
nakami先生は、E=MC^2というエロ小説投稿サイトで活躍されていた。(現在はノクターン等で活動中、JKハルは早川より出版されています。)
E=MC^2には、催眠・洗脳といったMC(マインドコントロール)物を題材とした作品が集められている。
以前、平鳥先生の記事を書いた時にも述べたとおり、洗脳・催眠といった男性優位の題材を描くことで、対照的に性欲の業と虚しさと翻弄されて自分の形を見失う男の子への憐憫を描き出している。
本当に馬鹿馬鹿しい。こんなことで人生破滅するなんて。
そもそも他人の嫌がることをやって嬉しいはずがない。
そんなん、分かり切ってるのに、なぜこうなる。
僕はnakami先生のお話を読んでいるから、マツキタツヤ氏も性欲に呑まれたことを後悔してるであろうことも分かるし、後悔することを知っているから犯罪に手を染めないでいられる。
いや、もちろん、読まんでも普通せんけどな!
ついでに、最近記事にした通り、少女ファイトとG戦場ヘブンズドアを読み返した。
少女ファイト13巻山吹矢戦で、町蔵と鉄男がファンの最終形のひとつとして、"リアルでキャラクターの美しさを体現すること"と言っていた。
僕はいろんな作品からいろんなことを学び、そのことに感謝しながら生きている。
そりゃあムカつくことあるし、ヤケクソになるときもあるが、僕も作品に感じ入ったときの自分を裏切らないように生きていきたい。