【映画】パラサイト 半地下の家族
韓国映画、なるものを初めて見たように思う。
『パラサイト 半地下の家族』は、ポン・ジュノ監督による作品で、公開前から様々な賞の獲得や日本版ポスターの改変などでそこそこ話題になっていた。
一家4人が揃って失業中、半地下の家に住むキム家。
ひょんなことから長男のギウが社長令嬢の家庭教師になり、というところで物語が展開していく。
家庭教師として信頼を得たギウが様々謀略を働かせ、家族に次々と仕事を斡旋していく。
結局、妹は社長の息子の家庭教師、父親は専属ドライバー、母親は家政婦として、4人全員が社長の家で働くようになるのだった。
ギウの立てる計画の強引さ、にも関わらずとんとん拍子に進んでいく様子には笑わされた。
一方で破綻の見えているストーリーだけにやたらとハラハラする場面もあり、一本調子でない展開は非常に素晴らしかった。
また、父の『計画を立てても、その通りにはならない』というセリフが効いてくる最後のシーン!
ほんま、人生ままならんくてウケる。